misocaが弥生の子会社になった
さかのぼること3年ほど前、弊社はmisocaで請求を出していました。 misocaはRailsでできていて、中の人とも面識があるので、 いろいろと応援していたところがあったのですが、 消費税の対応が遅かったのと、当時は有料プランがコロコロ変わって 結果的に高いなということが重なって、業を煮やして 社内で請求管理しシステムを作り上げてしまったのでした。
ベンチャーキャピタルから出資を受けて、 ひたすら出口へ向けて邁進するというベンチャーそのものだったので、 出口まで到達したのはすばらしいことだと思いました。
弥生はこれからのクラウドに時代にfreeeやマネーフォワードに 顧客が流出するのを抑えておくためにmisocaを囲っておきたかったのかなと思います。
会社はどの形態を目指すのかを考えて経営方針を決めていかなければなりません。
- ライフスタイルカンパニー
- プロフェッショナルファーム
- ベンチャー
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/34133.pdf
この中でライフスタイルカンパニーからプロフェッショナルファームへの移行を目指していくのが 一般的な会社なのですが、ベンチャーだけは異質です。 ひたすら上場もしくはどこかに買収されるために 走り続けていく必要があります。
弊社はベンチャーは目指さないことにしたので、このままの経営で行きます。 なので出口戦略はありません。ただ、こういう買収の話を聞くたびに、 自分の経営方針を振り返ってこれでいいのかを確認するために思い出すのでした。
- うちはベンチャーではない。
参考までに、うちで自社開発している請求管理システムです。 売れるんじゃないかと言われますが、misocaとかマネーフォワードに喧嘩を売るのは面倒なのでやりません。