ニッポンを繁盛させる方法
島田紳助さんとそのまんま東国原知事が共著の形式で書いた本です。
島田紳介さんは日本では最も売れている司会者ですが、
副業のビジネスの才腕も達者な人ですので、
一度読んでみたいと思っていました。
印象的だったところ抜粋すると、
P.99 小泉さんが格差社会を生み出したというような言われ方を するけれども、資本主義だから格差が生まれるのは 当然のながれだと思う。 格差はあるけれども、いまは、一時期に比べて夢のある時代だ。 かつての高学歴社会みたいなものは、なくなってきているもの。
学歴社会は完全になくなって、実力がものをいう。
いい時代になったものだと思います。
P.109 いまの日本をたとえるなら、莫大な借金を背負った親父がいて、 いまも自転車操業で借金を作り続けているような状況に思う。 だから親父は「すまん。わし、これだけの借金があんねん。 にっちもさっちもいかんから、結婚した当初の四畳半のアパートに 住もうと思うけど、どや?」と家族に提案する。 だけど家族は「嫌や」と言う。 家族全員に「NO」を突きつけられたのが、 七月の参議院選挙やったわけや。
そうそう。よかった時代を一度でも味わうと
人間は腐るんだと思います。
たまたま時代がよかっただけで、その人の成果ではなかったのに。