贅沢なプログラマ

何かを手にいれるために最も重要なことは何を捨てるかだ。
もし、自分が東京の受託開発メインの
会社で働いているとしよう。
そして、地方でプログラマとして
やっていきたいとする。
その時、地方に移住するにあたり、それが自分の人生にとって
最も大事なことなのかをよく考えた方がよいと思う。
そんなに気軽なものではないと思うので。
 

  • 毎週のように開催されるIT勉強会に参加出来ない
  • 年収は100万円は下がる(サラリーマンだったら)
    • ただし、生活コストは大分安くなる
    • 家賃だけでも10万ぐらい下がるかもしれない
  • 就職先もないかもしれない(なかなか簡単にはない)
  • 交通手段が車中心になる
  • モチベーションを高く保てないかもしれない。

 
そのかわり、地方に住むと、

  • 空気が良い
  • マイホームを持つのも夢ではない(500万あったら中古の家を買えるな。)
  • 生活コストが安い(白菜80円とかだ。)
  • 会社まで近い
    • 私は車で15分
    • 社員は2人徒歩で通っている

こんなあたりだろう。
(子育てしやすいとかもあるかもしれないが、
 私が東京に住んだ事ないので割愛)
 
さて、贅沢と書いた。
人間、今の地位や名誉や生活水準を捨てるのは容易ではない。
今の年収、今の彼女、今の生活レベル、それを全部やり直して
生活を一変させるのは大変なことだ。
今の生活、今のポジションを大幅に改善したいと思っている。
しかし、殆どの人はそれはできない。
理由は単純だ。
今、何も捨てたくないと思っているからだ。
それなのに、何かすばらしく幸運なことが
舞い込んでくるんじゃないかと思い続けている。
宝くじのあたりを待っているのと一緒だ。
何も捨てずにすてきな結果をつかむのは贅沢なことだ。
 
結論を言うと、
「何も捨てないで、何か大きな事を得ることはできない。」
さらに言うと、
「東京でプログラマとして得られているものを捨てることなく、
 地方でプログラマとしてやっていくことはできない。」
 
地方でプログラマをやるために
あなたは何を捨てられるだろうか。
自分の人生で最も時間をつぎ込んでいるものを
捨てる勇気はあるだろうか。
 
さらに言うと、
「人生の成功*1を目指すために
あなたは何を捨てられるだろうか。」
 
ちなみに、退路を絶ってしまうのはそれはそれでよくない時もある。
地方でやってみて、ダメだったら東京に戻ればいいじゃないかという
選択もある。気軽に疎開して、そのうち東京へ戻るのもありだとは思う
結局のところ、思いがどれほど強いかだろう。
 
そんじゃーね(だからちがry

*1:成功の基準は人それぞれだけど