もうひとつの仙台のSIerが瀕死な理由

数年前からSIerというのは仕事がなくなるから、
自社製品やサービスを持たなければならないよって話をしてきました。
去年までいた福島では数年前からこの波が押し寄せ、
仙台でも一昨年から顕著になってきたようです。
 
さて、仙台ではSIerが瀕死なようです。これは
上の理由もありますが、
もう一つ理由がありました。
仙台のある会社が震災後に会社をたたんだのですが、
その時にサービスの譲渡を受けた会社の社長から聞きました。
仙台では、東北電力からの仕事の発注がストップしてしまい、
立ち行かなくなってしまっているとのこと。
電力業界全体の連帯責任みたいなカネの出し方をされているので、
それに備えてITへの投資はストップしてしまっていると。
 
なるほど。
他方面からも聞いてはいましたが、それはショッパイ。
 
受託開発のリスクなんですよね。これが。
発注元の云々だけで会社の運命が決まってしまう。
 
やっぱり、私は自社サービスで成功したい。