「ビジネススクールでは教えてくれない、起業家にとって大切な10のこと」の感想

ビジネススクールでは教えてくれない、起業家にとって大切な10のこと http://www.lifehacker.jp/2014/01/140127startup_lesson.html

これを読んでみたので、感想を書いてみます。

前提として、私はスタートアップでもないし、 ベンチャーでもありません。末永く会社を続けていきたいと願っている 地方の中小企業経営者です。

自分のアイデアを周囲の人々に発信する

ろくに発信しないでひとりで実行してました。社員を雇用するようになって、 チームになってから徐々に発信するようになったと思います。

「善意に基づいた」アドバイスは無視すべし

これはろくなアドバイスがないので、全部無視していいと思います。 ただより高くつくものはありません。 自分がこれだと思ったものを信じるべきです。 私も起業当初、会計に詳しい右腕を探せと言われましたが、 今になって思うと不要なアドバイスでした。自分が詳しくなったので。

ローンチの日を早い日に設定する

最初は自社サービスはなかったので、これは感想はなし。

共同創業者選びは、配偶者選びと同じである

ひとりではじめたので、感想は、ワンマン社長でよかったってあたりですかね。 なのですが、一人ではじめて、社員経験もなにもなかったので、 すべてが手探りだったのが辛かったです。 今となってはいい勉強になりました。

超人的な粘り強さを持つべし

これは自信あります。粘り強く根気強く続けられないと、信用も勝ち取れないので、 売上も取れない。

お金を起業の目的としてはならない

お金=出口戦略 と書いていますが、お金と出口戦略は違うと思います。それを踏まえて、 ある程度の売上は必要だと思うので、売上と利益に応じた給与が支払われ、 役員として報酬が貰えたら私は満足でした。

クラストップの天才が必要とは限らない

天才が何人もいなくても儲かる仕組みを創ることを事業計画と呼ぶのです。 天才が来てくれたらいいなとは思います。でも、そんなに給与も払えないし、 やはり天才じゃなくても事業が回るように経営戦略をたてる必要があります。

全ての従業員は代替可能である

これはそのとおりです。起業した時はひとりだったので全部の仕事を自分でこなしていました。 スタッフが増えるたびに自分の仕事を分割譲渡していきました。 いざというときはまた私がやればいいだけです。

失敗は良いことである

チャレンジの8割が失敗なので、あたりまえです。 経験値が積めてよかったねという話ですね。 また別のチャレンジを繰り返すだけです。

起業は人生で一度きりの挑戦だと思って取り組む

僕にとってはサラリーマンになるほうが挑戦なので、 人生で一度きりの挑戦とか言われてもさっぱりわからないのですが、 そういう覚悟でやれということのようです。

まとめ

僕にとってはビジネススクールは何があるのがなんて全然知らないのですが、起業して成功するコツとか最も大切なこととかはありません。答えを求める事自体は不正解です。経営に正解はありません。いろんなこと全部をバランスよく大切に丁寧に根気強くこなすことなんじゃないかと思います。ここらへんが私の持論のビジネスは耐久レースってことです。