大場夫妻と目黒ランチして再認識した、会社とは一体誰のものか
思ったより出張仕事が早く片付いてしまったので、
大場夫妻と目黒でランチをしていました。
nayさんもRuby社長なので、いろいろと情報交換できて
楽しいものがあります。寝不足で私に元気がなかったのが
申し訳なかったです。
さて、震災があって、会社のあり方というものを
強く考えるようになりました。
会社は誰のものか?ってやつです。
元々は私がやりたくないことやらないための器として
始めたラビックスでした。
でも、今は完全に社員と一緒に乗っている船です。
そして、nayさんとランチして、
ああ、やっぱり万葉とはいろいろ違うなぁなんて。
ちょっと見ない間に万葉は15人規模の会社になっていました。
うちはというと、それはやらない。
nayさんがいつだったか、ゆるやかな拡大を目指すと
書いていましたが、確かにそうなっていました。
すばらしいです。うちも7年くらい前はそう思っていました。
でも今は違う。拡大を目指すのは売上とか利益であって、
会社の規模ではない。もっともっと利益がでるようになったら
人材の採用は考えますけど、今しばらくはキープです。
会社もゆるやかな売上増大を狙っていて、
社員の給与もゆるやかに増加する。
そのための仕組みづくりは地方で受託開発では
構築できないと思い、何年もかけて自社サービスに
切り替えております。
万葉とうちではいろんなところが違います。
万葉 | ラビックス | |
業務 | 受託開発 | 自社サービス |
場所 | 都内 | 仙台 |
人材 | 豊富 | いない |
社員の転職のしやすさ | 容易 | Rubyという面では困難 |
会社の社員規模の方針 | ゆるやかな拡大 | 現状をキープ |
経営スタイル | 共同経営 | ワンマン経営 |
ラビックスは私がやりたくないことをやらずに、
社員が安心して仕事をするための船です。
優先していることは
- 会社の安定と社員の雇用の安定
ですね。決してバイアウトとかM&Aではなく、
昔風に言うと、
- 社員を路頭に迷わせない船
です。この方針を気に入っていて、
うちの会社が大好きな社員で成り立っています。
間違っても社員は馬ではない。
社長の仕事とは、社員をムチで叩いて走らせることではなくて、
社員が告げた行き先まで、社員を導くことなんです。
なでしこジャパンの佐々木監督風に言ってみました。
社員は家族と同然と思っています。
そんなの鬱陶しいと思う人もいるとは思いますが、
家族に安心してもらうのも私の仕事。
こんな社長と社員でスイカを食ったりしながら日々Rubyを
やって自社サービスを開発しているのがラビックスです。