社内勉強会を開催しました
ラビックスは土曜出勤をはじめました
以前は仙台でRails勉強会を開催していたのですが、 Rails勉強会をやってもなかなか続けるのは難しいと思っていました。 理由としては、Railsを休みの日に勉強したい人なんて うちの会社と同士数名しかいないんじゃないかと思ったのが大きな理由です。
うちは震災後に福島から仙台に移転して、福島に再移転してきました。 福島でも勉強会を開催したいと思ってはいたのですが、なかなか人を集まるかどうかわからず、 一人でやっても勉強会にならないと思ってはいました。
また、私は積極的に勉強会に参加していたのですが、自分だけスキルアップしても 属人的なスキルが身につくだけで、それって会社全体のためになっているのか微妙だなと思っていました。 将来私がいなくなってしまったら速攻で終わってしまうような会社だったら、 そもそも存在が迷惑だからないほうがいいと思います。 やはり、私がいなくなった程度で傾かない会社にしていきたいと思っていました。
さて、そのためには、会社を回していく、ワンランク上のスキルをみんなで取得していく必要があります。 会社の業務は直近の実務をこなすのは当然大切ですが、将来的なものに投資するのもとても大切です。
緊急度大 | 緊急度小 | |
---|---|---|
重要度大 | 今すぐにやらなければならないことい | そのうち必ずやらなければならないこと |
重要度小 | 減らしていかなければならない | やってはいけない |
タスクには上の表のように緊急度は低いけど、重要度は高いタスクがあります。将来的な投資です。 この、緊急度は低いけど、重要度が高いタスクをどれだけこなしていくかで、その人や会社の将来が決まります。
社内でも直近の業務から離れて、将来的な投資を行うような時間をつくりたいと思って、 土曜出勤を月に1度設けることにしました。その時に必ず一人1回のプレゼン発表をさせ、 最近勉強したことなどを発表してもらうことにしました。また、プレゼン資料を作ったり、 発表をする機会を作るのは本人のスキルアップにも大いに役に立ちます。
勤務の中で行うので強制です。
スタッフには自己投資をしなければならないという話をそうはいうものの、 なかなか休みを潰して勉強会に参加したり、セミナーに参加するというのはやりづらいものです。
ですので、スタッフに了解を得たうえで、土曜出勤を設けて、勉強会の日にしたのでした。
勉強会の内容
午前中は、全員が何かそれぞれテーマを決めて、発表します。 仕事に関する何かです。業務をこなしている限りは 何かは発表するネタがあると思うので、やってもらいます。全員に役に立つ内容とかって思うと 非常にやるづらくなるので、一部のスタッフに聞いてもらえればOKの内容でやります。
持ち時間は20分です。質疑応答が10分です。 5名なので、9時に出勤し、10時からスタートして、12時半に全員の発表は終わりました。
発表内容は
- Railsでのbootstrapの使い方
- 学術集会システムについて説明します(うちの業務を新人に教えるためのテーマです)
- 広報活動についての実践内容と報告
- 基礎Ruby on Railsをひと通りやってみて
- Railsアプリを時間内で作ってみます
こんな感じです。
午後の部
お昼はみんなで蕎麦を食べに行き、午後からはうちの新人向けにペアプロのような形式で 簡単なアプリを作るところを実践しました。
Railsの研修会のようなかたちです。何をやろうか、みんなそれぞれ勉強したいことを考えて頂戴。 新人2人に対しては、Railsの研修をやろうと話していたのですが、全員参加になってしまいました。^^
午後は講師役なので、ものすごく疲れました。でも、ものすごく楽しかった。 その後は用事があった一人を除いて、飲みに行きました。
参考までに、スタッフの感想をひとりずつ載せてみます。
- 午後のはよかった。共通のテーマで勉強できたことがよかった。
- 他のスタッフの発表を聞いて、わかっていたつもりだったけど、わかっていなかったものが結構出てきて、勉強になった。
- 発表したことで、自分がわかっていなかったものを他のスタッフに理解してもらえて、教えてもらうことができたのがよかった。
- 自分の復習にもなって、勉強にもなりました。
最後に
こんな感じで勉強会をやることにしました。将来は社外に開放して、誰でも参加できる勉強会にしたいねという話をしています。 まだ開放するかは決定してないですが、参加してみたい人は私に何らかの形で声を届けて下さい。@xibbar まで。 もしくは、facebookやブログのコメントなどで。
次の勉強会は2/20にすることにしました。9時から17時まで、丸一日つかってやります。
私はとてもよい勉強会になったと思いました。次回以降もしっかり続けていきたいと思っています。