青山和光さんが遊びに来てくれた

今日は毎週開催しているプログラミング勉強会の日です。 毎週開催しているのですが、雰囲気の写真だけは毎回撮ったほうがいいかな。 今日も写真撮り忘れました。

fukushima-programming.connpass.com

これにあわせて、Rubyコミッタの青山和光さんが遊びに来てくれました。 (Rubyコミッタに引退の仕組みはないと聞いた気がするので元をつけませんでした)

青山さんといえば、cgi.rbの開発者です。 今から17年半前の2002年、私は会社を起業し、cgi.rbを使って、 ウェブアプリを作っていました。 青山さんともやり取りが残っていますね。

http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/vframe.rb/ruby/ruby-list/34722?34539-34887

作っていたのは研究会の受付システムです。全国の大学の先生から ファイルをアップロードしてもらって受付をするウェブアプリです。 (Rubyで仕事をするようになったのは私が全国一はやいんじゃないかと思います。) メールで200ファイルとか集めるのやってられないし、 添付ファイルも上限があるので、

  • タイトル
  • 著者
  • 所属
  • 要旨
  • ワード or PDFファイル

これらが一度に投稿できるシステムは当時は画期的でした。

その後、転職した青山さんはRubyの開発からは離れてしまいました。 それから、1.8から1.9にRubyがバージョンアップする際に、cgi.rbを外そうと 卜部さんに言われてしまい、慌ててメンテナンスを開始しました。 その過程でコミッタになったという経緯があります。

2008年、2009年あたりはそれなりにコミットしていましたが、 その後はcgiはウェブアプリのインターフェースとしては役割を終え、 今はescapeのために存在している感じです。

そして、東日本大震災で被災してからはRubyの開発やRubyの集まりからは 遠ざかってしまいました。

Rubyで社会に貢献するのよりも、もっと地域に貢献しなければならないと思ったのが理由です。 Rubyで社会に貢献している人は浅草あたりを中心に、世の中にたくさんいますが、 ここ福島で地域のIT化と地域の雇用に貢献するのが私の使命だということです。

話が脱線しました。

そうして日々仕事をしていたところ、 仕事でもRubyに再びつながった青山さんが突然連絡をくださり、 弊社と勉強会に遊びに来てくれました。 おそらく、懐かしい話でもしたくて来てくれたんだと思います。

勉強会では、私と2.7以降のキーワード引数がどうなったかを中心に話し合ってました。 満足されたかどうかは私もわかりませんが、 弊社の雰囲気と、学生と一緒に勉強会を開催して、継続していくという私の意気込みと、 その雰囲気はつかめていただけたと思います。

今日も2名ほど、勉強会に参加がてら、弊社の雰囲気を掴みに来た人がいました。 rubyと福島で検索すると弊社しかヒットしないですし、1階にポスター貼っているので、それなりに効果はあるのを確認できています。

つないでいただいた松田さん、ありがとうございました。いつもながら流石の仕事です。 また今度お茶でも飲み会でもしましょう。