燃料代の補助なんてするな

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000004-khk-soci
政府が燃料代の補助をするというニュースが昨日流れましたが、
私は大反対です。資本主義経済の原理原則に反しています。
これで補助が出るならうちの会社にも出してほしいです。
日本は社会主義なんだなと思います。
しかも

 ただ、こうした声は限定的で、ほとんどの漁業者は補助額の少なさに不満を漏らす。

補助もらえるだけで感謝すべきだと思うんですけど。
不満を漏らすなら補助を出さないでください。
税金の無駄遣いです。政治家は言わないのでしょうか。無駄遣いだって。

 大間漁協(青森県大間町)の浜端広文組合長も
「これだけの予算を付けるなら、1リットル当たり20円でも
30円でも援助するのが弱者への政策だ」と憤った。

弱者に金をバラまくのは本当の税金の無駄遣いです。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_12/t2007120501_all.html
この記事を思い出しました。

「私は人間の基礎づくりをしようとしているのです。人生の“結果”にはかかわりません」

この記事は10億円を寄付したおばあさんのうちに
たかりが殺到したけど、受け付けなかった。そのときにおばあさんが言った言葉です。
さて、今回の国の支援策のうち、

 支援策の総額約745億円のうち200億円は省エネ機器導入への無利子融資に充てられる。

と書かれています。国は漁業の基礎づくりをしようとしているのです。
この政策によって国民一人当たり620円の税負担です。
おそらく国民に返ってくるものは何もないのではないでしょうか。
私たちは補助金まで突っ込んで漁業してもらって
魚を食べなければならないのでしょうか。
資本主義経済の原理原則に則って淘汰された結果、
効率がいい漁業を行うようになり、それから価格が下がって
しかも安定供給された魚を食べるべきだと思いませんか?
そのためには魚が不足してもいいし、
魚が値上がりしても仕方ないと思いませんか?

 今回の支援策には、直接補てんより漁業の体質強化を優先させたい政府の姿勢が色濃くにじむ。木村氏は「原油市場への投機マネー流入など経済失政のつけを、なぜ漁民が払わなくてはならないのか」と、あらためて怒りをあらわにした。

価格の高騰を政治の責任にしているから
このような状況に追いやられているというのがわからないらしいですね。
漁民をやめたらいいじゃないですか。
農業も漁業もやり方次第でいくらでも儲かると思います。
ちなみに私の実家は農家なのですが、補助金の話になると喧嘩です。

グループを組んで補助金を取ったのに
あそこの家だけが持っていった。

とか平気で言うからです。
無駄遣いの見本ですね。