社長を退任しました
8月末で、21年間務めた株式会社ラビックスの代表取締役を退任しました。 退任理由としては、長く務めすぎて、マンネリ化しすぎたということが一番大きいかなと思います。
やっぱり、社長というのは、会社の成長に人生をかけてないと。
- 長く務めてマンネリ化してきた
- 不動産をやっているうちに、自分のリソースがそちらにシフトしてしまった
- 自分がリソース避けないので、何も新しいことが起きない
- 何も新しいことが起きないのは衰退するしかない
ってのがあります。 そもそも、ラビックスは自分が雇用されたい会社を作るのが目的で作った会社でした。 そして、特徴としては、
- リスクをとる大きな成長は目指さない
- 福島で働けるということを重視する
ということがあります。
そして、自分の第二の人生として、北秋田市のまちづくりに携わるつもりです。
秋田との二拠点生活を目指すにあたり、これ以上はラビックスの経営者を続けて、会社を引っ張り続けるのは不適切だと自分で思うようになりました。 やはり、普段いるんだかいないんだかわからない経営者がなんとなく上にいるような会社ではなく、 積極的に、
- どうやって会社の売上をあげていくか
- 今あるシステムをどうやってアップデートしていくか
- 3年後、5年後、10年後に通用する技術を持った組織をどうやって維持していくか
上記を明示して引っ張らなければならないと思います。 ここ数年、明確に提示できなくなってしまったので、退任をするべきと考えました。
不動産は15期になりました。 そもそも、完全に別業種の社長を掛け持ちするというのは、 やはり私には無理な話でした。だいぶ長くなりましたが、引っ張る力が足りなかったのは 社長が向いていなかったんだと思います。
やっぱり、社長というのは、会社の成長に人生をかけてないといけないと思います。 後任は、専務にしました。この会社に残りつづける人に譲るべきと思いました。 いずれ、株もみんなに買い取ってもらうつもりです。
M&Aで売却も考えました。査定額が今の純資産よりも上だったのですが、 自分たちでやりたいという希望を尊重し、M&Aはやめました。
お金がすべてじゃないですし、残る人を尊重しました。
次の社長のもとに、私のときよりもより良い会社にしていって欲しいと思います。