親子ぐまの駆除の話

私は秋田の旧合川町というところの出身で、
家が18件ぐらいしかないような集落の出身です。
小学校は山の上にあって、熊がよく出没していました。
実家の近くにも熊が出没したりして、
うちの父親が猟友会の事務局長をやっていた経緯もあって、
よく駆除していました。
実家の冷蔵庫には1枚10万円とか言われている
熊の胆がたくさんあります。^^;
それでこの話題。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1559998.html
福島民友でも取り上げられているのですが、
町に出没した親子熊を駆除したところ、
「かわいそうだ」と抗議の電話やメールが
殺到しているのだとか。
熊と遭ったことがないから
こんなのんきなことを言えるんですよね。
実際に遭遇したらそんなことは
とても言える状態ではないはずです。
それで、おもしろいコピペが載っていたので引用すると

ある日、マタギのところへ動物愛護団体の人が名刺を出して
「なんで熊を殺すのですか」と抗議にきたそうな。
マタギの爺さん曰く「生きていく糧と伝統」と説明するも、
愛護団体側は「動物を殺すなんて(以下略)」と
聞く耳を持たない。
それから連日抗議に来るので、煩わしく思ったマタギ
知人に頼んで一芝居をうつことにした。
今日も今日とでマタギに難癖を付けにやってきた団体様。
そのタイミングを見計らい、近所の知人がやってきて
「里に熊が出てきた様だ、心配だなー」と一言。
それを聞いて青ざめたのは団体の連中。
どうやらマタギをこらしめに来たはいいが、
熊に襲われることは想定してなかったようだ。
恐怖を感じた団体の連中は、マタギの爺さんに
「私が熊に会っても・・・安全に帰れますでしょうか?」
と振るえながら尋ねる始末。
そんな情け無い連中に、マタギの爺さんはこう返してやった。
「熊に遭ったら、あんたの名刺を見せればいいじゃないか。
動物愛護団体だとわかれば熊も襲ってこないだろう?
襲われてもそれはそれで、愛すべき動物の糧に
なれるんだから名誉なことじゃないか。
それとも、まさかあんたら俺を警護につけて、
『私達の安全のために、熊が襲ってきたら撃ち殺してください』
なんて言うつもりじゃねぇよな?」

まあそんなもんですよね。
当事者じゃないとわからないんですよね。
これでも読んで熊の怖さを知ってくれ。
(これはツキノワじゃなくてヒグマだけど)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6