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Rubyが動く組込システムを調べてみた

組込 Ruby Linux

Rubyが動く時点でかなり贅沢な環境にならざるを得ないのですが、
ある程度しかたない。
私はSSL(正確に言うとhttps通信)を使いたいのですが、
組み込み用のC言語にそれを求めるのは無理です。
なんというか、Etherで通信ができたねといって喜んでいるレベルで、
現実的にはお話にならないです。
ということはかなり狭くなってきて、
Linuxが動くマイコンということになります。
選択肢は数少ないのですが、調べたところを羅列してみます。

PICマイコン

OS自体を持たないみたいで、アセンブラやCでコンパイルしたものを
直接焼きこんでしまうみたいな仕組みです。
当然Rubyを動かすのは至難の業。諦めました。
PIC自体は安くていろいろできておもしろいのですが、
なにせSSLが動かないのは今後を考えると厳しすぎます。
当然Linuxは動きそうにありません。

H8マイコン

http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/softhard/03/softhard03a.html
こんな記事はあるのですが、uClinuxSSLなんてちょっと非力すぎかなと。
記事もすでに非力って書いてある時点で、本当に非力なんだろうな。
というわけで、やめときました。

SHマイコン

秋月電子などでも売っているのですが、もうちょっとパワーのある
SHマイコンを探しているうちに、
http://gihyo.jp/dev/serial/01/micom-linux/0001
こんな記事も見つけたので、
急いでいることもあってT-SH7706LSRをゲットしました。
セッティングしたところ、MESというオリジナルのOSはサクっと動きます。
LANポートもあり、IOポートも潤沢です。これならいけるかもと思って
Busy Boxを入れてみました。ある程度サクサク動きます。
そこで、Debian SHを入れてみました。
そうしたところ、ムムムム。ちょっと重い。
apt-get でRuby-1.9.1を入れて、簡単なhttps通信をしてみたところ。。。
1リクエストを送信して受信するのに約10秒かかりました。。。orz
ちょっと重いなぁ。。。でも面白いから自分のおもちゃに決定。
というわけで、本番機にするのはやめたものの、おもちゃに決定しました。
ちなみにDebian SHはStrawberry Linux社が
独自に提供しているようで感謝です。
今後手をつけてみるのもちょっと面白いかも。
T-SH7706LSRの価格はもろもろ込みで、9530円でした。

ARMマイコン

ARM7だと非力すぎるのですが、ARM9のマイコンボードは
かなりいけています。
SheevaPlugがいいんじゃないかということもあって、
玄箱Sheeva(通称は玄柴)をゲットしてみました。
ハードウェア上のSheevaPlugと玄柴の違いは
SATAの有無と外観のみです。
最初からUbuntuが入っていることもあって、
ハードルが全然高くありません。
仕事で使うこと決定です。うちはこれにUSBの接点入力を
組み合わせて使うことにしました。こちらは自作です。
Debianのsqueezeを入れてみたところ、問題なく動きます。
SheevaPlugの価格は、1台だと99$+40$(送料と税)でした。
玄柴の相場が18000円ぐらいだと考えると、
輸入したほうが安いです。ちなみにロットが増えると
さらに安くなります。
10台で見積もったら、1台あたり114$になります。
 
というわけで、ARM9のマイコンボードがRubyがまともに動く
組込システムになるんでしょうねぇ。
玄箱ProもARM9なのですが、市場から消えてしまう可能性を考えると、
採用できなかったです。
今後、ウェブサービス+組込みたいなことをやるには、
SheevaPlugLinuxを入れて、USBのデバイスをゴニョゴニョするのが
よさげな気がします。ものすごく頑張りたいなら別ですが。
 
 

追記

Beagle Board

というのも調べてみていました。
http://beagleboard.org/
です。いいかなと思ったのですが、LANの口がないので、
サクっと諦めました。