ありがとう秋田、よろしく仙台

9/30に避難していた北秋田市の実家を離れ、
仙台に引っ越してきました。
 
秋田では本当にお世話になりました。
息子のクラスは合計8名という小さいクラスでした。
年齢層は結構違うのですが、
親同士も仲良くなり、飲み会をしたり、
バーベキューをしたりして、
とっても楽しい集まりでした。
秋田の人はあたたかかったです。
避難民が全国で差別を受けているニュースを見て、
とても悲しくなりましたが、
秋田はそういうのは皆無でした。
 
さて、前に進まないのは私の人生としては
ありえないことだったので、
次のステップを模索して、思案した結果、
会社と自宅を仙台に移すことにしました。
昨日、青葉区役所に住民票を移してきました。
仙台市民になりました。
会社はもう少し後になりますが、
会社もそのうち仙台に持ってきます。
 
福島も原発がなければとは思いますが、
そんなことを言っても状況は変わらないので、
積極的に能動的に人生を動かすことにしました。
福島に二世帯住宅を新築して、
結構な額のローンを背負っていたのですが、
このままでは前に進めないと思い、
福島を出ることにしました。
住まない家のローンを支払いながら、
仙台の賃貸住宅の支払いをするという、
いわゆる2重ローン生活ですね。
苦しいとは思いますが、
そのぶん仕事をがんばる所存です。
 
仙台に引っ越してきて、いろいろと
なれない生活が始まりました。
まだ全然なれません。
自宅の整理もついていません。
福島の家の整理もついていません。
ただ、新しい生活にわくわくしています。
 
仙台で生活できるようになりましたので、
ここらで一息ついて挨拶がてら
記事を書いて見ました。
 
半年間の避難生活を、実りあるものにしてくれて
ありがとう秋田。
 
これからはじまる新しい人生を
よろしく仙台。