新卒のデザイナを採用した

ラビックスは新たに一人、新卒のデザイナーを採用しました。

福島市の地元ハローワークで募集していたのですが、宮城県の人が応募してきました。 専門学校で作ったポートフォリオを履歴書と一緒に送ってきて、 面接した結果、即採用を決めました。

中途採用をするつもりだったのですが、応募してくる中途の人よりも ポートフォリオがよかったです。 新人なんだから実務経験はないのですが、それは当然です。 これから身に付ければいいこと。 それよりも、これからの伸びしろを評価しました。

デザイナとしての実務はすでに先輩デザイナがいるので、そちらに任せるとして、 社長としてするべきことは、

  • なぜデザイナを募集したかを説明し、会社での中期的な役割を認識してもらうこと。
  • 会社がどのような方針で経営しているかを説明し、それを理解してもらい、受け入れてもらって業務をこなしてもらうこと。

まだまだ来たばかりでおぼえることのほうが山のようにあり、戦力として稼げるようになるには時間はかかるのですが、期待しています。

先輩デザイナから仕事を奪い、先輩を次のステップに進めさせるのが後輩の役割です。それができない会社はキャリアを進める道が閉ざされている会社でしょう。

ラビックスは、次は技術者を採用します。時期は未定ですが。

私は今後も微力だけど、長い目で福島市に貢献していきます。 地域貢献は長期でやらないと、仕事を失った人は悲惨ですので。

美味しんぼは酷すぎる

福島県人として、やはり美味しんぼは酷すぎるので抗議したいし、 不買運動をすべきだと思う。イデオロギーが強すぎる。

  • 原発
  • 戦争は日本が全面的に悪く、東アジア、東南アジアに深く恨まれているという自虐史観
  • 肉の味に関しては、日本は味音痴で、肉の味を知らないと書いてある(私は和牛が世界一だと思う)
  • 捕鯨擁護

こんな感じで、全面左翼のようで、オーストラリアに住んでいるのに捕鯨だけは日本側です。 今手元にマンガがないので細かく探すのができないのですが、明らかに左翼マンガだと思います。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1795153.html 痛いニュースでもとりあげられていますが、

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これはひどい。事実無根だと思っていましたが、 双葉町から正式な抗議が出ました。 http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/4438.htm 内容をそのまま載せます。

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私は福島市に住んでいるのですが、どこにそんな人がいるのか教えて欲しい。 東北人はスピリッツを買うべきではないと強く主張したい。

与沢翼は経営上、何がまずかったのか

ネタかもしれないものに、経営歴12年の経験でレスしてみます。 見た感じ、経費にならないものを買っているのが一番大きい気がします。 キャッシュがあるからといってとっておかないとこうなります。

2013年8月期決算の法人税、住民税、及び事業税2億5千305万の支払いのうち約1億1千万円並びに2012年8月期の修正申告分の税として8940万7200円を追加で計約2億円支払い、並びに2014年8月期決算予定納税の一部を支払い、フリーエージェントスタイルの資金が完全にショートしました。 そのため、今日時点において、既にフェラーリロールスロイスベントレー3台を売却し、住宅なども全て解約しております。 <

華やかな生活を演出して、アフィリエイターやスタッフは仕事を集めたり、 本を売るのが目的だったのでしょうか。でも、これらの車などは資産計上しなければならないので、 短期的な経費にはなりませね。キャッシュがあっても減価償却が少ないものを買うとこうなります。

1億円分新車を買っても5年の耐用年数なので、2000万円しか経費にならないので、 残りのキャッシュ8000万円を補填するためには1億6000万円の利益が必要ですね。死ねます。 資本金が2億ぐらいあるか、融資で1億引っ張らないと、まともには払えないですね。

黒崎ビルに約5000万の敷金が収められており、黒崎ビルが差し押さえられれば、信用不安で事業継続は不可能であると考え、残金をかき集め、2月5日ごろまでにおよそ8000万を即時、納税しました。 <

敷金というのは経理上、ただ金を貸しただけの状態ですので、全く経費になりません。 つまり、5000万円が財布から消えた状態になりますので、この5000万円を補填するためには1億の黒字が必要ですね。 もしくは1億円ぐらいの資本金があるか、それとも融資で5000万円引っ張ってくるか。そうじゃないと死ねます。

自分のビジネスモデルやメディアでの演出のための支出、迫り来る、無限ループに思える税金に、精神的にも物理的にも限界に達していました。 お金持ちを演じることを期待されているのに、もはやお金がない。 この状況は、心底きつかったです。 <

ここに無限ループに思える税金とありますね。償却できない資産もしくは償却しにくい資産を購入して、 それを補填するためのお金に会社の利益を期待するとこうなります。

さっきも書いたとおり、資産計上されるとそれをキャッシュで補填するためには使った金額の倍の利益が必要になります。

まとめ

ちゃんと経理ができないとこうなります。 税金の無限ループというのはよくわかる話です。 ほしいと思ったものは経費では買えないことが多々あります。

与沢さんもまだ2回めの失敗程度なので、また再起して頑張ってほしいと思います。

私は12年やっていますが、致命的な経理上の失敗はしてきませんでした。 小さい失敗を数多くはこなしていますが、経理の失敗で会社が傾くことはありませんでした。 経理とか簿記とか全く知らなかったので、 今もお世話になっている会計事務所の人に教わりました。 最初は手書きで。2年目から弥生で。それで知らないことは全部聞きました。 最初は、領収書の印紙は誰もちなのかというあたりから始まりましたね。 そもそもクレと言われるまで、領収書に印紙が必要なのも知らなかったんです。

現在でも、ラビックスと関連会社、私個人の経理も全部自前です。 税金の計算だけ間違えたくないので、年に2回、年末調整と決算だけは お願いしています。それ以外のアドバイスもいただいています。 納税が必要なタイミングで電話を頂いています。 「忘れないでくださいね。」と。

今の担当の方にお願いできたのは、 私が起業してとてもラッキーだったことの一つですね。

うちは普段の経理はパートさんが入力し、私がチェックしています。

さて、脱線しましたが、経営者というのは経理は知らなければなりません。 他人に任せられません。他人に任せると、自分の方針とは必ず食い違います。 ですので、必ず勉強した方がいいです。 私が最初に感心したのは稲盛和夫実学でした。今から11年前に 福島駅西口インキュベートルームで読み、それから自分でも買いました。

母親に経営はインキュベートルームで習ったと思われていた件

少し前に母親から 「お前は起業して次の年からインキュベートルームに入って 経営を習ったんだから・・・云々」 と言われたことがありました。

冗談じゃない。経営なんて習ったこと無いです。 インキュベートルームってそんなところではなかったと思います。 少なくとも、当時のインキュベートルームにはそんな環境はなかったです。 誰からも習わずにどうしたかというと、 人の倍働いて、人の10倍本を読んで、 休みの日を全部潰して必死にもがいたのでした。

なので、経営なんて習ったことはありません。 経営の仕方なんてセオリーもありません。 なんで経営できているの?の聞かれたら、 面倒なので、「まぐれです。」と答えます。

おそらく、「経営は習えない」が正解。

下は、私が初めて読んだ経営書。一倉定の社長学経営戦略。

一倉定の社長学 経営戦略 (第1巻)

一倉定の社長学 経営戦略 (第1巻)

  • 作者:一倉 定
  • 日本経営合理化協会出版局
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情報商材やセミナーを役に立てられる人と役に立てられない人

なんか、巷には情報商材やらセミナーやらがそれなりにあります。 実は私は情報商材をたくさん買っています。 そして、損をしたと思ったことは一度もありません。 まあ、高くても1つ5万円ぐらいの情報商材ですが。 合計額でいくと、30万円ぐらいでしょうか。 セミナーも有料セミナーに行っています。これは参加費1万から3万ぐらいです。 情報商材を作成するスクールにも通いました。これは50万円ぐらいしました。 どれもとても勉強になりました。完全に元は取れたと思っています。

で、情報商材を詐欺だと騒ぐ人がいますが、私から見たら大変残念な人です。 買った人に問題があって情報商材が浮いてしまっているのがほとんどな気がします。 (もちろん、粗悪なものもあります。そこらへんは自己責任ですね。)

なので、情報商材や有料セミナーを批判するのはあまりいい気がしません。 カッコ悪い人に見えます。 私には情報商材も有料セミナーもスクールもどれもとても役に立ちました。

私がどのように役立てたかを知りたい方がいたら公開します。

会社を仙台から福島に移転して、自宅も仙台から福島に引っ越しました

3月で仙台から完全に移転して、福島の人になりました。 3年ぶりの福島でした。いろいろと懐かしく、いろいろと変わっていました。 でも、変わっていないこともたくさんあります。 仙台よりものんびりしていて落ち着きます。 自宅も広くなり、落ち着きました。 なんか仙台は忙しかったなぁ。。。

落ち着いたら飲み会やりますので、ぜひ参加してください。

写真は引っ越し直後のミニ打ち上げ。

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意識が高くない経営者なんていない

なんか、意識高いとかいうとかなり皮肉が入っていますので、

http://tokunoriben.hatenablog.com/entry/2014/03/14/134843

とか

http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2014/03/15/140948

とかを読んで、ああ、私と同じ意見の人がいて安心しました。

TDCでも以前に意識が高くなった人が メンバーを勧誘し初めて、ものすごく怒りを買っていましたね。 意識高いのはいいのですが、望んでいない他人を勧誘するとこうなります。

意識が高いというのは自己啓発とか哲学なので、 基本的に本人の役に立つものです。 それを他人にすっごくいい本だから読めとか言ってみたり、 このセミナー受けてこいとか言ったり、 極めつけが、俺のセミナー受けろですかね。 えらく迷惑だと思うので、やめたほうがいいと思います。 特に、実績がない人が何を言っても机上の空論なので。

バカにされている人はおそらく、 意識だけ高くなってしまった人なんでしょうね。 自己啓発セミナーとかに行って、精神的に舞い上がって、 そっから実績がまるでついていかない人でしょうね。 黙っていればいいのに、自己啓発セミナーに行って 素晴らしかったからお前も行けとかベラベラ言うからそうなるんです。 私だってそこそこセミナー行っているけど誰にも言わんよ。

さて、会社の経営者ってのはマイノリティです。 通常の精神状態ではいられない生き物だと思います。 ものすごいプレッシャーと戦って生きています。 どういう哲学で経営したらいいかというのを常に模索しています。 社員と同じマインドでは会社を導くことなんてできませんので。 これを意識が高いとか言われたら、アタリマエと答えるしかないですね。 意識が低い経営者の会社は続きません。 経営哲学がない会社なんてすぐに消えていきます。 会社の意義がないんだもの。