会社の目標と社員の目標
考えさせられます。
私の社員のイメージは
- 人生の一部を共有する家族のようなもの
なのですが、
世間一般的には
- 会社の売上を伸ばす道具
と見られているようなフシもあって
ちょっと気がかりです。
まあ、私は自分の道を行くので、
他社はどうあれ関係ないのですが、
売上を上げるために
会社を身売りしたり、
合併したりすると、
その社員はどうなるんだろうと思ったりしまして、
私は社長だから社員を守る義務があると
思うのですが、
給料をまともに払ってもらえない人が
周りにはそれなりにいるようで、
なんだかなと思うのでした。
よく、経営者のゴール地点として、
会社の売却があげられるのですが、
それって社員としてみればどうなの?
というのを昔から思っています。
他の会社に買収されて、
ある日突然ちがう会社の社員となってしまい、
本社の意向で異動に同意しない社員は
解雇とかになったらかわいそうだと思ったのでした。
こう思うのは、うちの社員が福島が好きで、
福島を離れたくないと思っていること。
だからといって、福島にまともな転職先が
見つかりにくいことがあるとは思います。
とにかく、社員の意向は尊重してあげたいと
思っているのでした。
社員の意向とは、
- 福島での雇用をずっとキープして欲しい
というのが強いです。地方ならではの要望ですね。
そりゃ、社員を馬車馬のようにこき使って、
ある程度の規模まで成長させて、
会社を売却するのが目標だったら
とっとと東京に行きますよ。
そっちのほうが近道だし。
そんなの嫌だから福島にいるんですよね。
人を蹴り飛ばしてのし上がるのは趣味じゃない。
- 自分がやりたいことをやりつつ
- 自分の子育ても尊重しつつ
- 社員の意向も尊重しつつ
- みんながそれぞれそれなりに有意義な人生を送る
ための器が会社だと思うのでした。